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更新日:2023年5月7日
新型コロナウイルス感染症の位置づけが、季節性インフルエンザと同様の「5類」へ移行されることから、本日令和5年5月7日をもって、「奄美大島新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を解散し、併せて「奄美大島コロナ警戒レベル」の運用も終了いたします。
これまでの間、島内公共施設の閉館措置等にもご理解いただきながら、お一人おひとりが徹底した感染防止対策を心がけていただきました住民の皆様。時に、飲食店においては営業時間短縮要請等にもご協力いただくなど、厳しい経済状況の中にあっても、感染拡大防止に取り組んでいただきました事業者の皆様。
また、特に感染リスクが高いとされる高齢者の皆様と日常的に接することから、感染防止に細心の注意を払いながら、事業者間での連携も構築され、高齢者の生活を守る事業を継続してこられた福祉・介護事業者の皆様。子どもたちを守ることはもとより、感染拡大の中にあっても、保護者が安心して社会経済活動を継続するための支えとなっていただきました保育・教育関係者の皆様。
3年前には出口も見えなかったコロナ禍が、ひとつの区切りを迎えるにあたり、改めまして、全ての皆様に心からの感謝を申し上げます。
そしてなにより、新型コロナという未知の難局に立ち向かうことができたのは、全ての関係者が一丸となり連携体制を構築していただいた医療機関の皆様のおかげでございます。外海離島としての特別な事情があっても、島民の生命と健康を守り抜くという崇高な理念と使命感に対して、全ての住民が厚い信頼を寄せてまいりました。
このことは、ひとえに医療従事者お一人おひとりの、献身的なご尽力があってのたまものであり、ここに、奄美大島における医療機関及び全ての医療関係者の皆様に、重ねて厚く御礼申し上げます。
「奄美大島コロナ警戒レベル」の運用終了により、コロナ禍以前の日常を取り戻していくこととなります。地域行事の多くが再開され、各集落でチヂンやハトの音が響く日が戻ってくると思います。
しかしながら、新型コロナウイルスが完全になくなるわけではありません。新型コロナをはじめ、季節性インフルエンザなどは、これからも変わらず、個人個人の社会生活に大きな影響を及ぼすものであり、多くの感染症は高齢者等の健康に重大な影響を及ぼすことを忘れてはなりません。
今回、私たちは「互いにいたわりの心を持ちながら、」「確かな情報に基づき、冷静に、かつ小さな対策を重ねること」が、未知のウイルスに立ち向かう唯一の手段であることを学びました。このことは、新型コロナとの闘いの中で得た、忘れてはならない教訓でございます。
今後も引き続き、感染症に対して「無関心」となることなく、手洗いやこまめな換気、場面に応じたマスク着用など、基本的な感染対策を日常的に行っていただきますようお願い申し上げます。
令和2年4月10日に、奄美大島5市町村及び経済団体の連名で初めて発出した緊急メッセージにおいて、私たちは島外から奄美大島に来られる皆様に、島の医療提供体制を維持するためのお願いとあわせて、最後にこう訴えました。
「我が国そして全世界が一丸となり、この困難を克服した際には、美しい自然と独自の伝統文化を有する奄美大島において、温かなおもてなしで皆様をお迎えできるものと存じます。」
ようやく、この時を迎えようとしています。
島外の方々に対し、「世界自然遺産に登録された豊かな自然環境」や「島の人々のあたたかさ」を感じていただけるよう、島民一丸となって取り組んでまいりましょう。
難局を乗り越えるためには地域の連携がいかに重要な鍵を握るかということも、今回のコロナ禍を通じて改めて強く認識したところであり、今後とも、島の人々の安全安心と奄美大島の発展のため、国・県をはじめとする関係機関との連携を深めつつ、5市町村一体となって取り組むことをお誓い申し上げます。
結びに、新型コロナ対策に取り組まれた全ての皆様に対して、改めて心からの御礼を申し上げます。
令和5年5月7日
奄美市長 安田 壮平
大和村長 伊集院 幼
宇検村長 元山 公知
瀬戸内町長 鎌田 愛人
龍郷町長 竹田 泰典
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