高度無線環境整備推進事業（令和2年度分）にかかる中間評価の結果について

令和2年度に実施しました高度無線環境整備推進事業（当初、二次補正）にかかる中間評価の結果をお知らせします。

当初

1 事業概要

• (1) 工事完了日：令和3年3月12日
• (2) サービス開始日：令和3年6月24日

２ 目標達成状況（累計値）

指標	目標	実績値
		令和3年度	令和4年度	令和5年度
一般家庭におけるWi-Fi整備	70世帯 （令和3年度） 145世帯 （令和4年度）	7世帯	22世帯	24世帯
公衆無線LAN	4箇所 （令和3年度） 9箇所 （令和4年度）	2箇所	2箇所	2箇所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

（参考）（累計値）

提供可能回線数	利用回線数
	令和3年度	令和4年度	令和5年度
100回線	8回線	24回線	27回線

３ 目標達成に向けて実施した取組

瀬戸内町主催による住民向け説明会の開催

コロナ禍のため住民向け説明会は中止し、瀬戸内町独自チラシや広報誌等での周知等を実施。
説明会対応を予定していた事業者は以下のとおり。

（対応予定事業者）

• シナプス
• NTTドコモ
• NTT西日本

４ 評価

家庭用Wi-Fi

サービス開始前に住民向け説明会を予定していたが、コロナ禍において説明会を中止したため、住民へのアプローチが十分に実施できなかったところもあり、結果として目標値を下回る導入数となった。（達成率17%）

《家庭用Wi-Fi実績値について》

家庭用Wi-Fiの整備実績については、昨年度の類似調査において光回線開通数のうち9割超がWi-Fiを設置した実績から類推して算出。

「家庭用Wi-Fi実績値」＝「光回線開通数」×0.9

公衆無線LAN

公衆無線LANの整備実績については、予定9箇所に対して2箇所と目標を下回っているが、今年度災害用避難所拠点として7カ所、来年度観光用拠点として2ケ所を整備予定である。

（達成率22％）

利用回線

サービス開始前に住民向け説明会を予定していたが、コロナ禍において説明会を中止したため、住民へのアプローチが十分に実施できなかったところもあり、結果として令和5年度末時点において、利用回線数は27回線にとどまり更なる利用増が必要。

５ 課題への対応策

家庭用Wi-Fi

コロナ禍において説明会の中止など住民へのアプローチが十分に実施できず、住民への浸透度が低いと想定されるため、今後、デジタルの利便性やデジタル社会の形成を踏まえたニーズの掘り起こしを目的とした広報活動等の実施や、広報誌へのPR活動などを実施し、更なる利用拡大に向けた活動を強化していく。

公衆無線LAN

今年度災害用避難所拠点として７カ所、来年度観光用拠点として2ケ所を整備予定であり、加えて更なる利用拡大に向けた活動を強化していく。

利用回線

コロナ禍において説明会の中止など住民へのアプローチが十分に実施できず、住民への浸透度が低いと想定されるため、今後、デジタルの利便性やデジタル社会の形成を踏まえたニーズの掘り起こしを目的とした広報活動等の実施や、広報誌へのPR活動などを実施し、更なる利用拡大に向けた活動を強化していく。

二次補正

1 事業概要

• (1) 工事完了日 ： 令和 4年 2 月 28 日
• (2) サービス開始日： 令和 4 年 3 月 25 日

2 目標達成状況（累計値）

指標	目標	実績値
		令和4年度	令和5年度	令和6年度
一般家庭におけるWi-Fi整備	55世帯 （令和4年度） 110世帯 （令和5年度） 148世帯 （令和6年度）	87世帯	139世帯	世帯
公衆無線LAN	3箇所 （令和4年度）	2箇所	2箇所	箇所

（参考）（累計値）

提供可能回線数	利用回線数
	令和4年度	令和5年度	令和6年度
440回線	97回線	154回線	回線

3 目標達成に向けて実施した取組

瀬戸内町主催による住民向け説明会の開催

コロナ禍のため住民向け説明会は中止し、瀬戸内町独自チラシや広報誌等での周知等を実施。説明会対応を予定していた事業者は以下のとおり。

（対応予定事業者）

• シナプス
• NTTドコモ
• NTT西日本

４ 評価

家庭用Wi-Fi

サービス開始前に住民向け説明会を予定していたが、コロナ禍において説明会を中止したため、住民へのアプローチが十分に実施できなかったところもあるが、結果として目標値を上回る導入数となった（達成率126%）

《家庭用Wi-Fi実績値について》

家庭用Wi-Fiの整備実績については、昨年度の類似調査において光回線開通数のうち9割超がWi-Fiを設置した実績から類推して算出。

「家庭用Wi-Fi実績値」＝「光回線開通数」×0.9

公衆無線LAN

公衆無線LANの整備については、当初計画3箇所に対して2箇所の整備と目標を下回っているが、小学校については2箇所とも計画どおり設置済みである。（達成率67％）

利用回線

令和5年度末時点において、利用回線数は154回線であり、順調に推移している。

5 課題への対応策

家庭用Wi-Fi

今後、デジタルの利便性やデジタル社会の形成を踏まえたニーズの掘り起こしを目的とした広報活動等の実施や、広報誌へのPR活動などを実施し、更なる利用拡大に向けた活動を強化していく。

公衆無線LAN

残り1箇所の港へのWi-Fi設置について計画を進めることとする。また更なる利用拡大に向けた活動を強化していく。

利用回線

順調に推移しており、引き続き利用回線数にも配慮しながら事業を継続していく。