輸送の安全確保に関する命令について

令和4年12月3日（土曜日）、本町の経営する一般旅客定期航路事業において運航する「フェリーかけろま」が古仁屋港接岸後、下船中の旅客が転倒し、負傷する事故が発生しました。

事故後、同月21日から九州運輸局による海上運送法第25条に基づく検査を受け、乗下船する旅客の誘導を行う船内作業員が配置されておらず、船内での旅客の誘導が行われていなかったこと、また、運航管理者による安全管理規程の遵守が一部不十分であったことによる「安全管理規程」違反が確認されました。

このため、令和5年9月11日（月曜日）、九州運輸局から「輸送の安全確保に関する命令文書」の発出があり、再発防止のための安全教育の実施、船内作業員の適切な配置等を内容とする改善措置を講ずるように指導がありました。（内容につきましては、こちらをご参照ください。）

今後、本町として、再発防止をはかるため、職員、船員が安全管理規程を遵守し、お客様が安心してご利用いただけるように改善をおこなっていきます。