(趣旨)

第1条　瀬戸内町に移住等を希望する者に、本町での生活体験ができる移住体験住宅を貸与することにより、移住・定住の促進と地域の活性化に資することを目的に、移住体験住宅の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この要綱において、移住体験住宅とは、移住希望者等が本町での生活体験のため宿泊する町が整備した住宅をいう。

(移住体験住宅の確保)

第3条　町は、移住体験住宅を確保・整備するため、空き家を借り上げようとするときは、その所有者と転貸することを目的とした賃貸借契約を締結する。

(設置)

第4条　移住体験住宅を別表のとおり設置する。

(資格)

第5条　移住体験住宅を使用できる者は、次の各号の条件のいずれかを満たさなければならない。

(使用期間)

第6条　移住体験住宅の使用期間は、最低1週間から最長2箇月までとする。

(使用の申込み及び決定)

第7条　第5条に規定する資格を有する者で、移住体験住宅を使用しようとする者(以下「申込者」という。)は、移住体験住宅使用申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)を町長に提出しなければならない。

(使用料)

第8条　移住体験住宅の使用料は1泊2,300円、1箇月57,000円(光熱水費を含む。)とする。

(使用料の減免)

第9条　町は使用者に対し、次の各号に定めるところにより、適当と認める場合は、使用料を減免することができる。

(修繕費用の負担)

第10条　使用者の責めに帰すべき事由によって修繕の必要が生じたときは、使用者は町長の指示に従い、修繕し、又はその費用を負担しなければならない。

(使用者の費用負担)

第11条　次に掲げる費用は、使用者の負担とする。

(使用者の保管義務等)

第12条　使用者は、移住体験住宅の使用について必要な注意を払い、これらを正常な状態において維持しなければならない。

(住宅の検査)

第13条　使用者は、移住体験住宅を明け渡そうとするときは、退去前に町長が指定した職員の検査を受けなければならない。

(住宅の明渡請求)

第14条　町長は、使用者が次の各号のいずれかに該当する場合は、当該使用者に対して、移住体験住宅の明渡しを請求することができる。

(立入検査)

第15条　町長は、移住体験住宅の管理上必要があると認めるときは、町長が指定した職員に移住体験住宅の検査をさせ、又は使用者に対して適当な指示をさせることができる。